ロルフコンセプト 姿勢と心のリハビリ
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腰痛と筋膜、筋膜リリース

テレワークが進み家でのデスクワークが進む一方、環境が整っていないため腰痛になっている方が多いのではないでしょうか?

 

病院に行っても診断がつかない、マッサージや電気治療を受けても腰痛があるという方は腰の筋膜に原因があるかもしれません。

 

腰のズキズキする、刺すような痛みやお尻の上の部分の痛みは胸腰筋膜上臀皮神経が大きく関わっています。

 

この記事では、腰痛の原因を筋膜の異常、また、筋膜の制限によって生まれる神経の滑走性の低下と捉えてお伝えしたいと思います。

筋膜と痛み・感覚障害について

筋膜の伸長性が低下することや、伸長性の低下によって神経の滑走性が低下することが原因で痛みや痺れ、感覚障害などの異常な感覚につながると言われています。

 

硬くなってしまった筋膜も痛みの原因となりますが、その影響で神経の滑走性が悪くなることでも痛みの原因となります。

 

もっと詳しく筋膜と痛みについて知りたい方は、筋膜と痛みからご確認下さい。

 

今回の腰痛に関しては、胸腰筋膜上臀皮神経に着目して見たいと思います。

 

腰痛に関わる筋膜 胸腰筋膜

腰の筋膜 胸腰筋膜(後葉・中葉)
腰の筋膜 胸腰筋膜(後葉・中葉)

腰痛に関わる筋膜は胸腰筋膜です。

 

胸腰筋膜は、上の左側の写真にある白く写っている部分です。腰からお尻にかけて(腰椎から仙骨)菱形の形のように広がっています。お尻の筋肉である大臀筋と背中から腕につながる広背筋に繋がりを持っており、斜めに強い繋がりを持っています。

 

胸腰筋膜は二層構造(後葉、中葉)になっており、皮膚のすぐ下にある層(後葉)と脊柱起立筋群を包む層(中葉)に分かれています。(右の写真)背骨から脇腹まで広がっており、脊柱起立筋群を包み込んでいます。

 

胸腰筋膜と腰痛

腰痛と聞くと筋肉に原因があると考える方が多いと思いますが、意外にも筋膜の要因が多いことが分かってきました。

 

慢性的に腰痛がある人と腰痛が無い人とを比べると、慢性的に腰痛がある方の方が胸腰筋膜が肥厚し、伸長性・滑走性が低下してるという報告があります。

 

また、高張性食塩水を胸腰筋膜に注入することで、熱い、ズキズキする、刺すような痛みが見られ脊柱起立筋よりも痛覚に過敏であることが明らかになりました。

 

これらのことから、痛みを感じているのは筋肉では無く筋膜の可能性が高いことが示唆されています。

 

また、胸腰筋膜は腰の筋肉や神経を包み込んでいるため、胸腰筋膜の異常は神経の滑走性の低下に大きく影響を与え腰痛につながる要因となります。

腰痛に関わる神経 上臀皮神経

腰痛を神経の滑走性の低下として捉えると、影響が大きいのは上臀皮神経です。

腰痛の中でも、お尻に近い部分(腸骨稜)の痛みはこの上臀皮神経が関わっていると言われています。

 

上臀皮神経は腰椎(L1-L3から始まる神経で、様々な筋肉や筋膜を貫いてお尻の上(腸骨稜)に出てきます。

 

腰椎から出発した上臀皮神経は、腹横筋、内腹斜筋、腰腸肋筋などを通り、更に胸腰筋膜を貫いてお尻の上あたり(腸骨稜)の皮膚の下に現れます。

 

このように、様々な組織を通って行くため滑走性が悪くなりやすく上臀皮神経は痛みの原因となります。

 

ではどうすれば?

腰痛を筋膜の視点で考えると、胸腰筋膜の動きを改善する必要があります。

 

また、上臀皮神経の滑走性が良くなるようにその周りの筋膜を動かしたり、神経がうまく滑走できるよう組織の間の動きを変えることが必要です。

 

自分で行えることとして胸腰筋膜のストレッチがありますが、ストレッチをしても柔らかい部分しか動かすことがでず、また構造も複雑なため筋膜の改善には繋がりにくいです。

 

既製品の筋膜リリースボールやローラーなどがありますが、力加減を間違えるとかえって痛みが強くなってしまうことがあるのであまりお勧めはしないです。

 

筋肉の位置や施術する所を把握している専門家の筋膜リリースが早期の解決につながるかと思います!

まとめ

筋膜の視点で腰痛を考えると、胸腰筋膜や上臀皮神経の動きが制限されることで生まれます。

 

そして腰痛を改善するには、筋膜、神経の動きを改善してすることが必要になります。

 

足の運動や筋膜リリースボール、ローラーなどの既製品の使用もいいですが、筋肉の位置や施術する所を把握している専門家の筋膜リリースが早期の解決となります。

 

千葉にお住まいの方は是非Rolf-Conceptにお越しください!