ロルフコンセプト 姿勢と心のリハビリ
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つまずく 転倒

何気なく歩いていて、少しの段差でのつまずきや転ぶのが増えた方は、姿勢が影響しているかもしれません。

環境に対して姿勢を調整できないとつまづきや転倒の原因になります。

つまずく・転ぶ原因

つまづいたり、転んでしまう原因は、状況に合わせて姿勢を調整できないことが原因になります。

姿勢を調整できないことで、重心移動や、動作に合わせた姿勢のコントロールができなくなります。そのため、段差に合わせて足を上げられなかったり、上げられても高さやタイミングが合わなくなってしまい、つまずいたり転んでしまいます。 

姿勢のコントロール

姿勢と重力の項目で載せましたが、私たちは重心が支持基底面に無ければバランスを崩してしまいます。

動いている時も同様に重心が自分の支持基底面に位置している必要があります。動くためには重心を移動させ、重心を支持基底面内に収めるようにコントロールする必要があります。

腕を前に動かすだけでも重心は前方へ動いてしまい支持基底面を外れてしまうため、先行的に重心をコントロールしなくてはいけません。

上の図は、実際に腕や足を動かすときの脳からの指令です。動作に伴う重心移動を先行的に予測して姿勢をコントロールした後、腕や足の動きが起こります。

 

歩行時の姿勢コントロール

普段何気なく行っている歩行ですが、歩いているとき私たちは前後左右への重心移動を行い、重心が支持基底面内に収まるよう常に姿勢をコントロールしています。

 

左右の重心移動

初めの一歩目を右足で出すときのことを思い浮かべてください。

右足を一歩目として出すときに、体の重心は左へ移動します。姿勢を変えることで重心移動を行い、右足を浮かしてもバランスを崩さないように姿勢をコントロールします。

前後の重心移動

左右の重心移動をして一歩目を出した後、今度は前後への重心移動が必要になります。

左足にある重心を今度は右足へ移すことで左足は持ち上がり、左足を前へ出すことができるようになります。このときも姿勢を変えて重心を移動し、左足を浮かしてもバランスを崩さないように姿勢をコントロールします。

姿勢のコントロールができなくなる原因

脳梗塞などの脳の障害で姿勢のコントロールが難しくなる方もいますが、ほとんどの方は姿勢を決める筋膜が硬くなることが原因になります。筋膜が硬くなることで、柔軟に姿勢を変えることができなくなり姿勢のコントロールができなくなってしまいます。

 

効率よく姿勢を改善するには、筋膜に働きかけるStructural Integrationをお勧めします。