ロルフコンセプト 姿勢と心のリハビリ
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トーマスマイヤースと学ぶ筋膜解剖実習コース 5〜6日目

5日目

5日目は、各グループが骨盤底筋群や頭蓋、脊柱など部位を決め解剖を進めていきました。私たちのグループは、仙腸関節や椎間板の解剖をしていきまいした。

仙腸関節

仙腸関節は、骨盤にある仙骨と腸骨の関節です。関節自体は靭帯に覆われているため、 仙腸関節が動かないという文献もあれば、動くという文献もあります。

 

実際に仙腸関節の関節面を見てみると、かなりの左右差が見られました。

一方は関節面に凹凸が多くあり癒合していましたが、もう一方は関節面は滑らかな状態でした。トムより、荷重や運動が無くなると癒合が進むそうです。

癒合が進んでいる仙腸関節を見ると、動くのは難しいだろうと思いましたが、

滑らかな関節面を見てしまうと何とも言えなくなりました。

椎間板

椎間板は背骨と背骨の間にあり、クッションの役割をしています。

実際に解剖してみると、クッションというよりかは骨に近いような硬さがありました。

年齢が高齢になるに従って、椎間板の水分が無くなってしまい硬くなってしまうそうです。

また、椎間板が硬くなってしまう原因の一つに、クリープ現象があります。

椎間板に荷重が掛かり続けることで、水分が無くなり硬くなってしまいます。

6日目

6日目は、解剖ではなく施設の見学に行ってきました。

午前中は2014サッカーワールドカップドイツ代表のトレーニングを指揮していたEXOS (エクソス)、午後は日本人のPT、菅野恵介がいらっしゃる FISCHER SPORTSに行ってきました。

 

どちらの施設も一流のプロスポーツ選手から一般の方まで利用されています。

利用の目的としても、リハビリからコンディショニング(動作の質や効率性の改善)までを行っています。

EXOS

EXOSでは、基本理念や評価からプログラムまでの流れを聞いた後、

実際に行われているプログラムに参加してきました。

あまり運動していなかったのでとっても大変でした^^;

 

身体機能の評価としてFMSの評価バッテリーを使っており、その結果より

8つの分類に分けられたトーレニングから個別にプログラムを組むそうです。

FISCHER SPORTS

FISCHER SPORTSでは、菅野さんに施設内を案内していただき基本理念について説明をしていただきました。雰囲気はEXOSに比べて秘密基地のような感じがありました。

 

EXOSでの評価はFMSという評価バッテリーを使っていましたが、菅野さんは動作分析を中心に行っているそうです。評価や治療、利用者さんとの関わりについて菅野さんの考えを熱く語っていただきました。

研修を終えて

解剖と施設の見学を合わせて6日間の研修でしたが、今までに受けた研修の中で一番

「驚き」と「発見」、「学び」、「出会い」がある研修でした。

解剖では、身体の繋がりや構造という点だけではなく「命」や「死」ということに触させて頂きました。言葉として表すことは難しいですが、とても謙虚な気持ちになりました。

 

今回参加されていた方々は、ロルフィングやアレクサンダーテクニック、

ピラティス等のボディーワークをされている方から、

PT・OT・AT、パーソナルトレーナーの方まで幅広い職種の方が参加していました。

 

かおりさんより、来年も開催するかも…とのことだったので、

身体や運動に携わる方は是非参加してみてください。

自分の価値観が壊れる6日間になると思います。