ロルフコンセプト 姿勢と心のリハビリ

トーマスマイヤースと学ぶ筋膜解剖実習コース 1〜2日目

先週まで、谷佳織さんが代表を務めるKinetikosが主催した、

筋膜解剖実習に参加していました。濃厚すぎる一週間でした。

左から星、かおりさん、トラビスさん、えみさんです。

 

かおりさんは元気の塊です‼︎太陽のような方でした。その隣の方がトラビスさん、かおりさんの夫です。トラちゃんって呼ばれていまいした^^ 

このような機会を作っていただき、感謝しても感謝しきれないです。

場所はアリゾナのテンピにある研究室です。

 

講師は題名にあるようにアナトミートレインの著者であるトーマス・マイヤースさんと、

研究室の代表であるトッド・ガルシアさんが主体となって教えてくれました。

 

今回解剖させて頂く方達は、ホルマリンで処理された状態ではなく

冷凍保存された状態で解剖をさせて頂きました。

そのため、生きている状態に近い状態で組織の繋がりを見させて頂くことができました

 

解剖にご協力頂いた検体の方、並びにご家族の方々に敬意を払い、

研修で学ばせて頂いた一部を記載いたします。

1〜2日目

1〜2日目は皮膚、真皮、皮下組織、浅筋膜を体から離し、深筋膜(体全体を包んでいる筋膜)の状態まで進めていきました。

皮膚の下の状態

 浅筋膜(皮下組織にある筋膜)と深筋膜は、教科書のように全ての層がバラバラになっているというよりかは、結合組織や脂肪で区別がつかない部分が大多数を占めています。

解剖学で載っている状態は、解剖学的に分類するために浅筋膜と深筋膜についてる脂肪や結合組織を全てはがしている状態です。 

硬い部分

皮膚の上から触ると、硬いと感じる部分は筋膜間に繊維の強い繋がりが見られました。

外力を受ける部分に多く見られ、皮下組織と深筋膜の間にかなり強い結合組織の繋がり(繊維化や膜同士の癒着)があり、メス先で感じる質感の変化が感じられました。

 

一体化している部分

皮膚の上から触ると、皮膚も下の筋肉も一緒についてくる部分は、

脂肪組織と繊維、筋膜が一体となっている部分です。

筋肉が動いていない部分に多く見られ、メスで分けることも困難になっており、

筋膜に脂肪が張り付いてしまっている所が多く見られました。

全身の繋がり

深筋膜にははっきりとした全身の繋がりが見られました。

実習の中では、下腿の深筋膜を動かし、全身へその動きが波及されていく様子が見られました。

 

皮膚・皮質下が与える動きへの影響

実際に皮下組織の解剖前と解剖後で股関節の可動域を比べてみました。

股関節の周囲、大腿部の外側面とに多く見られた繋がり無くなることで、

可動域の改善がみられました。スムーズに動くようになるというよりかは、

粘弾性が生まれるような感覚でした。