姿勢と筋膜

筋膜とは全身を覆っている膜のことであり、体の表層(皮膚)から深層まで繋がりを持っています。左の写真にある半透明に見える膜です。筋肉を包むだけでなく、骨、神経、血管、脳、脊髄、内蔵を包み、それぞれの位置関係を決定します。
そのため、一箇所が硬くなってしまうだけで全身に影響を及ぼしてしまいます。
また、筋膜は可塑性を持っています。身体の捻れや歪みに生じる張力や圧縮力に対して、構造を安定させるために繊維を増やしたり、収縮を起こしたりします。
しかし、持続的にその状態が続くと、循環不良が起こり筋膜が固くなり、姿勢が崩れる原因となります。
※画像は鶏のもも肉です
Stractural
Integrationでは、身体に生じた捻れや歪みを筋膜に対するアプローチで改善していきます。組織の流動性を回復させ、筋膜の再編を促し重力に適応した身体に統合していきます。